東京都中野区「丸ノ内線 新中野駅から徒歩2分」の内科クリニックです

吉田内科クリニックでは、患者さんが気軽に話せる環境を大切にして、できる限り話を聞き、病気についての説明、病気への理解の確認、薬の必要性や使い方についての指導を行い、患者さんを中心とした医療を目指しております。

当院からのご案内

7月5日現在

夏季休暇のお知らせ

8月8日(木)~8月14日(水)夏季休暇のため休診とさせていただきます。
8月15日から通常通りの診察になります。

当院での感染症に対する診療体制7月5日現在

38度以上の発熱、咳のひどい方抗原検査(コロナ、インフルエンザ)希望の方は、必ず事前に電話をお願い致します
直接来院いただいた場合、外でお待ちいただくか、診察まで外出をお願いする場合があります。
抗原検査はクリニックの外での対応になります。
当院受診時はマスクの装着をお願い致します。

上記以外のかぜの方受付に声掛けをお願い致しますかぜの状態待合室混雑状況により診察の順番まで、外出をお願いする場合があります。予めご了承ください。

感染症に関して

新型コロナウイルス感染症
再流行の兆しがあります。症状は咽頭痛、38度以上の発熱、倦怠感が多く、たまに味覚嗅覚異常が見られます。重症化は少ない印象ですが、先日新型コロナワクチンを打ったことのない高齢女性が肺炎で入院しました。やはり経過を観察する必要がありそうです。

溶血性レンサ球菌咽頭炎
流行は続いています。強い咽頭痛、嚥下痛、発熱が主な症状で、たいてい咽頭炎のみで治まりますが、まれに劇症化する溶連菌感染症があります。初期症状としては四肢の疼痛、腫脹、高熱、血圧低下などが起こり、発病から病状の進行が非常に急激かつ劇的で、発病後数十時間以内には軟部組織壊死(皮膚腫脹壊死)、急性腎不全になり命に関わります。

咽頭結膜熱(プール熱)
夏に流行するアデノウィルス感染症の中で代表的なのが咽頭結膜熱です。発熱・咽頭炎(のどの痛み・発赤など)・結膜炎(目の充血、めやになど)を3主症状とし、その他、リンパ節の腫れ、腹痛、下痢などが生じることもあります。今年は既に流行しています。

RSウイルス感染症
通常RSウイルスに感染してから2~8日の潜伏期間を経て発熱、鼻汁、咳などの症状が数日続きます。健康な成人はRSウイルスに感染しても軽症で、多くは自然軽快しますが、高齢者、喘息、慢性閉塞性肺疾患(COPD)等の基礎疾患がある人、免疫機能が低下している人がRSウイルスに感染した場合は、気管支炎、肺炎などを引き起こし重症化する場合があります。今年は既に流行しています。

当院の特徴および診察内容

プライマリーケア医療連携に力をいれています。まずかかりつけ医として治療して、難治性の場合や診察にて精査や専門治療が必要と思われた場合には、近隣の病院や大学病院の信頼できる専門医をご紹介致します。当院の診療内容は、循環器疾患高血圧糖尿病高脂血症等の生活習慣病の治療および指導。胃痛、腹痛、下痢等消化器疾患の対応。喘息、気管支炎、COPD(肺気腫)等呼吸器疾患の対応。かぜ、アレルギー性鼻炎、花粉症の治療。漢方診療。倦怠感や関節痛、微熱など原因不明の症状が持続する場合、皮膚疾患等もまずはご相談ください。
予約制ではないので当日診察が可能です。ただ混雑時は、かなりお待たせてしてしまう場合があります。予めご了承ください。受付後に外出することが可能です(外出時と帰院時は声掛けをお願いします)。

今月のワンポイント
慢性腎臓病

慢性腎臓病(Chronic Kidney Disease :CKD)とは、タンパク尿が出る, あるいは腎臓の働き(GFR)が健康な人の60%未満に低下する(GFR<60 mL/分/1.73 m2)のいずれかまたは両方が3か月以上継続した場合と定義されています。とくにタンパク尿は重要で、CKDは原因疾患によらず尿タンパクが少ないほうが腎臓の予後・生命予後が良いことがわかっています。このため健診等でタンパク尿が(++)以上、または継続的にタンパク尿(+)を認める場合には早めに腎臓内科専門医のチェックを受け、治療に結び付ける必要があります。またGFR<45 mL/分/1.73 m2になった場合も専門医による指導や治療が必要です。

予防接種情報

高齢者肺炎球菌ワクチンの定期接種(成人肺炎の約1/3が肺炎球菌による肺炎と言われています)
今年度より対象が65歳の方のみになります。以前は65歳で打たなくても70歳、75歳、80歳、85歳、90歳等5年ごとに打つ機会がありましたが、今年からなくなります。
66歳以上になる方で、ワクチン未接種の方の費用の一部が助成されます(詳細はまだ不明)。ただ、以前に肺炎球菌ワクチンの接種歴がある人は助成の対象になりません。
効果は5年間です。接種から5年経過すると再接種が可能ですが、2度目以降の方が副反応が強くなると言われています。


帯状疱疹ワクチン
当院では帯状疱疹ワクチンを実施しています。
弱毒生水痘・帯状疱疹ワクチンとシングリックスの2種類があります。
弱毒生水痘・帯状疱疹ワクチンは、皮下注射で1回のみ・生ワクチン・発症予防効果は約50%・有効期間約5年・費用8000円程度です。シングリックスは、筋肉注射で2か月間隔をあけて2回接種・不活化ワクチン・発症予防効果は約90%・有効期間約9年・費用は44000円(22000円/回)です。中野区では10000円/回の助成が受けられます。

当院ではかかりつけ医として以下に取り組みを行っています。

オンライン資格確認を行い、それを元に受診歴、薬剤情報、特定健診情報を取得・活用して診療を行っているため医療情報取得加算を算定しています。
患者さんの状態に応じ、28日以上の長期処方リフィル処方箋を発行します(ただし、長期処方やリフィル処方が可能かどうかは病状に応じて判断いたします)
後発医薬品の供給状況が不安定のため適宜一般名処方加算を行っています。領収証の発行の際に、個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書を無料で発行しております。明細書の発行を希望されない方は、会計窓口にてその旨お申し出下さい。

受付時間変更のお知らせ

平成25年10月1日より受付時間は午前は12:50まで午後は18:50(土曜日は16:50)まで(診療終了の10分前まで)とさせていただいております。

吉田内科クリニック 吉田慎

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