東京都中野区「丸ノ内線 新中野駅から徒歩2分」の内科クリニックです

吉田内科クリニックでは、患者さんが気軽に話せる環境を大切にして、できる限り話を聞き、病気についての説明、病気への理解の確認、薬の必要性や使い方についての指導を行い、患者さんを中心とした医療を目指しております。

当院からのご案内

6月30日現在

診療時間変更(臨時)のお知らせ

8月7日(木)は医師会業務のため診察を18時00分で(受付終了は17時50分)終了させていただきます。

夏季休暇のお知らせ

8月8日(金)~8月17日(日)夏季休暇のため、休診とさせていただきます。
8月18日から通常通りの診察になります。

当院での感染症に対する診療体制6月30日現

38度以上の発熱、咳のひどい方抗原検査(コロナ、インフルエンザ)希望の方は、必ず事前に電話をお願い致します
直接来院いただいた場合、外でお待ちいただくか、診察まで外出をお願いする場合があります。
抗原検査はクリニックの外での対応になります。
当院受診時はマスクの装着をお願い致します。

上記以外のかぜの方受付に声掛けをお願い致しますかぜの状態待合室混雑状況により診察の順番まで、外出をお願いする場合があります。予めご了承ください。

感染症に関して6月30日現在

インフルエンザ
インフルエンザは収束しました。

新型コロナウイルス感染症
新型コロナウイルスも東京都からの報告では、令和7年6月の第3週で1医療機関あたり0.84人/週と少ない状態が続いていますが、全国的にはやや上昇傾向です。今後の推移に注意する必要があります。当院でも陽性者が微増しています。

百日咳
令和7年1月から流行が拡大し、大流行が続いています。咳のひどい人は注意が必要です。
百日咳菌に感染して発症する急性の呼吸器感染症です。潜伏期間は7~10日で、症状の経過は3期に分けられます。(1)カタル期(約2週間)普通の風邪症状で始まり、次第に咳の回数が増えて程度も激しくなります(最も感染力が強い時期)。(2)痙咳期(約2~3週間)特徴のある発作性けいれん性の咳となり、(コンコンコンというような)短い咳が連続的に起こり、息を吸う時にヒューという音がする状態を繰り返します。(3)回復期(2、3週~)激しい咳発作は次第に弱くなり、治まっていきます。無治療だと全経過約2~3か月かかります。治療はマクロライド系の抗生剤が第一選択で(ニューキノロン系は無効)、とくにカタル期に投与すると効果が高いです。感染経路は咳やくしゃみなどから感染する「飛沫感染」と感染している人の触れたものからうつる「接触感染」です。

流行の中心は10~19歳で、その次が5~9歳です。1歳未満は重症化の懸念があります。最近大人の百日咳も増えています。大人の場合は典型的な発作性けいれん性の咳は稀で、難治性の咳のことが多いです。大人が子供にうつして重症化ということもありますので、小さいお子さんをお持ちの方はご注意ください。

水痘
水痘(水疱瘡)の流行が拡大しています。現在東京都に注意報が出ています。水痘の罹患歴がない人は、今のうちに水痘ワクチン接種歴の確認をお勧めします。

当院の特徴および診察内容

プライマリーケア医療連携に力をいれています。まずかかりつけ医として治療して、難治性の場合や診察にて精査や専門治療が必要と思われた場合には、近隣の病院や大学病院の信頼できる専門医をご紹介致します。当院の診療内容は、循環器疾患高血圧糖尿病高脂血症等の生活習慣病の治療および指導。胃痛、腹痛、下痢等消化器疾患の対応。喘息、気管支炎、COPD(肺気腫)等呼吸器疾患の対応。かぜ、アレルギー性鼻炎、花粉症の治療。漢方診療。倦怠感や関節痛、微熱など原因不明の症状が持続する場合、皮膚疾患等もまずはご相談ください。
予約制ではないので当日診察が可能です。ただ混雑時は、かなりお待たせてしてしまう場合があります。予めご了承ください。受付後に外出することが可能です(外出時と帰院時は声掛けをお願いします)。

今月のワンポイント
熱中症

今年は雨が少なく、6月から真夏日が続いています。まだ体が暑さに順化していない人が多く注意が必要です。
高齢者や小児の場合は日中の暑い時間帯は外出を控えるなどの対策も必要です。体温中枢機能が低下してきている高齢者、汗をかきにくく熱がこもりやすい人、脱水になりやすい発汗過多の人は要注意です。予防としては、水、麦茶、ナトリウムやカリウムを含むスポーツ飲料やOS1(オーエスワン)による小まめな水分補給がとても重要です。また清暑益気湯等などの漢方薬の予防投与も効果があります。

立ちくらみ、めまい、頭痛、暑さ等熱中症に掛かったと感じた場合は、涼しい場所(日陰やコンビニ、冷房の効いたビル等)へ移動し、大量の水分補給が必要です。保冷剤を持っている場合は後頚部や腋窩(脇の下)を冷やすのも効果的です。ただ、もし吐き気等で水分が摂れない場合は点滴が必要です。救急対応ができる比較的大きい病院がお勧めです。また呼びかけの反応が鈍い脱力や倦怠感で動けない場合ためらわずに救急車を呼んでください

予防接種情報

高齢者肺炎球菌ワクチンの定期接種(成人肺炎の約1/3が肺炎球菌による肺炎と言われています)
今年度より対象が65歳の方のみになります。以前は65歳で打たなくても70歳、75歳、80歳、85歳、90歳等5年ごとに打つ機会がありましたが、今年からなくなります。
66歳以上になる方で、ワクチン未接種の方の費用の一部が助成されます(詳細はまだ不明)。ただ、以前に肺炎球菌ワクチンの接種歴がある人は助成の対象になりません。
効果は5年間です。接種から5年経過すると再接種が可能ですが、2度目以降の方が副反応が強くなると言われています。

帯状疱疹ワクチン
当院では帯状疱疹ワクチンを実施しています。50歳以上の人の任意接種は2-3年前から行われていましたが、今年から65歳以上の人に対する定期接種も始まりました。今年65歳以上の人に対する定期接種(今年65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳等が対象)も始まりました。

弱毒生水痘・帯状疱疹ワクチンとシングリックスの2種類があります。
弱毒生水痘・帯状疱疹ワクチンは、皮下注射で1回のみ・生ワクチン・発症予防効果は約50%・有効期間約5年、シングリックスは、筋肉注射で2か月間隔をあけて2回接種・不活化ワクチン・発症予防効果は約90%・有効期間約9年です。いずれも中野区からの助成が受けられます。

当院ではかかりつけ医として以下に取り組みを行っています。

オンライン資格確認を行い、それを元に受診歴、薬剤情報、特定健診情報を取得・活用して診療を行っているため医療情報取得加算を算定しています。
当院では以前から院内マスク装着の徹底、空気清浄機の完備、発熱患者さんの動線を分けるなど、感染防止対策を積極的に行ってきました。受診歴の有無に関わらず、発熱その他感染症を疑わせるような症状を呈する患者さんの受入れも行い、厚生労働省が定める外来感染対策向上加算の施設基準を満たしたため、令和7年6月から外来感染対策向上加算を算定させていただきます。また、発熱、咳、腹痛等感染症を疑う症状を呈する患者さんを診察した場合、発熱患者等対応加算をいただいております。
患者さんの状態に応じ、28日以上の長期処方リフィル処方箋を発行します(ただし、長期処方やリフィル処方が可能かどうかは病状に応じて判断いたします)
後発医薬品の供給状況が不安定のため適宜一般名処方加算を行っています。領収証の発行の際に、個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書を無料で発行しております。明細書の発行を希望されない方は、会計窓口にてその旨お申し出下さい。

受付時間変更のお知らせ

平成25年10月1日より受付時間は午前は12:50まで午後は18:50(土曜日は16:50)まで(診療終了の10分前まで)とさせていただいております。

吉田内科クリニック 吉田慎

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