東京都中野区「丸ノ内線 新中野駅から徒歩2分」の内科クリニックです

吉田内科クリニックでは、患者さんが気軽に話せる環境を大切にして、できる限り話を聞き、病気についての説明、病気への理解の確認、薬の必要性や使い方についての指導を行い、患者さんを中心とした医療を目指しております。

当院からのご案内

3月3日現在

臨時休診および診療時間変更(臨時)のお知らせ

3月11日(土)は学会出席のため休診とさせていただきます。
3月23日(木)は都合により診察を18時30分で(受付終了は10分前)終了させていただきます。

当院での診療体制(3月1日現在

発熱、咽頭痛鼻水のある方は、必ず事前に電話をお願い致します
直接来院いただいた場合、いったん自宅や会社に戻って待機いただく場合があります。
明らかな発熱や咳のひどい方、抗原検査等希望の方は診療時間外またはクリニックの外での対応になります。

感染症3月1日現在

新型コロナウイルス
東京都の新規感染者数は、1000人/日前後まで、また死亡者数も数人以下まで減少しました。
東京では現在、BA.5からBQ.1.1に主体が変わりましたが、オミクロン株の流行は続いています。
感染力は強いため、引き続き可能な範囲での感染対策をお勧めします。

インフルエンザが流行期に入りました。90%以上がインフルエンザA型です。かぜ様症状に悪寒や関節痛、倦怠感を伴い38度~40度の発熱が見られます。潜伏期間は1~2日です。明らかな発症(通常は高熱出現時)から48時間以内は抗インフルエンザ薬(タミフルやイナビル等)の使用が可能です。とくに高齢者、喘息の既往や慢性疾患で通院中の方は重症化する危険があり早めの来院をお勧めします。

ノロウイルスに代表される感染性胃腸炎も現在流行しています。38度以上の発熱が見られますが、上気道症状はなく、吐き気や下痢、腹痛が主体です。ノロウイルスアルコール消毒が効かないため手洗いを入念に行うこと(少なくとも30秒)が重要です。接触感染と2枚貝(牡蠣やホタテ等)生食が主な感染経路ですが、接触感染(トイレのタオル、水道の蛇口、ドアノブ等)もあり、注意が必要です。もし家族がノロウイルスに罹患し、嘔吐した場合には、マスクをして、ビニール手袋を使い、その部位は塩素消毒(キッチンハイターを薄めて使う)を行ってください。胃腸が弱っていたり疲労がある場合には2枚貝の生食を避ける方が無難だと思います。

かかりつけの患者さんへ

発熱した場合は、当院でコロナのPCR検査や抗原検査、インフルエンザ抗原検査等の対応が可能ですので、まずは電話でご相談ください
5/8からは、新型コロナウイルスもインフルエンザと同じ5類に移行します。マスクをしない人が大幅に増えることが予想され、感染リスクも増加します。
また、今までは届け出義務があり、自宅療養し、保健所等が健康観察をしていましたが、今後は感染しても外出等は自由になり、自身による健康管理が必要になってきます。
感染することをある程度想定した場合に重要になってくるのは、体力免疫力です。よく食べて、よく運動して、よく寝ること、それが結果的に感染予防、重症化予防につながってきます。
ただ、高齢の方や基礎疾患のある人は引き続き人混みでのマスク装着、手指のアルコール消毒、うがい等の感染予防対策は重要と考えます。

今月のワンポイント
花粉症

今年の飛散量はかなり多いようです(例年の2.8倍と言われています)。花粉症とはスギ、ヒノキに代表される植物の花粉が原因で生じるアレルギーです。花粉に対する抗体が一定量を超えた人に花粉が侵入すると目や鼻にある肥満細胞からヒスタミンという物質が放出されます。このヒスタミンが粘膜にある神経や血管を刺激することで目の充血かゆみくしゃみ鼻水鼻閉が起こります。治療には、まずアレグラやザイザル等の抗ヒスタミン薬を用います。症状がひどい場合には、鼻閉効果が強いロイコトリエン拮抗薬(オノンやシングレア等)の追加や点鼻薬、点眼薬の併用をすると効果的です。眠気が気になる場合には漢方薬(小青竜湯、熱がりの人は越婢加朮湯)がお勧めです。治療薬の効果的な使い方として、点鼻薬は鼻閉の際に、点眼薬は目がかゆい時に使うのではなく、時間を決めて定期的に使用(点鼻1回/日、点眼2~4回/日)がお勧めです。また鼻の入り口に粘膜用のワセリンを塗ることも症状軽減につながります。さらに家に入る前に髪の毛や衣服に付いた花粉を落とすことも重要です。

区民健診情報

今年度の中野区民健診(国保特定健診長寿(後期高齢者)健診健康づくり健診大腸がん健診等は2月末で終了しました。

予防接種情報

新型コロナワクチン接種
当院でのオミクロン対応ワクチンの接種は、1月末で終了しました。

インフルエンザワクチン接種
1月末で終了しました。

高齢者肺炎球菌ワクチンの定期接種(成人肺炎の約1/3が肺炎球菌による肺炎と言われています)
今年度65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳になる方が対象で、ワクチン接種費用の一部が助成されます。ただ、以前に肺炎球菌ワクチンの接種歴がある人は助成の対象になりません。効果は5年間です。接種から5年経過すると再接種が可能ですが、2度目以降の方が副反応が強くなると言われています。

帯状疱疹ワクチン
当院では帯状疱疹ワクチンを実施しています。
弱毒生水痘・帯状疱疹ワクチンとシングリックスの2種類があります。
弱毒生水痘・帯状疱疹ワクチンは、皮下注射で1回のみ・生ワクチン・発症予防効果は約50%・有効期間約5年・費用8000円程度です。シングリックスは、筋肉注射で2か月間隔をあけて2回接種・不活化ワクチン・発症予防効果は約90%・有効期間約9年・費用は44000円(22000円/回)です。中野区では3月から助成が始まります。

受付時間変更のお知らせ

平成25年10月1日より受付時間は午前は12:50まで午後は18:50(土曜日は16:50)まで(診療終了の10分前まで)とさせていただいております。

吉田内科クリニック 吉田慎

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